新人行政書士の営業についての一考察(具体論2)

 あんまりパソコンにばっかり向かっていると、
 嫁さんがだんだん不機嫌になります。
 お金にならないことやってるときは、なおさらです。
 (この原稿のことか〜?!)

   でも、僕は
 フリー(=無料!)ジャーナリスト
なので、書かないわけにはいきません!

 さて、10月1日号最下段に掲載した宿題
を考えて頂いたでしょうか?

 これは、僕が、
同じ行政書士から受けた相談の相談です。
もとい、僕は、何の力にもなれず、
愚痴を聞いてあげただけです。

 では、
もし、僕が、その建設会社から
相談を受けていたらどうしたか?

その建設会社は、ちゃんとした相談者である、
と判断したならば、

1.すぐ、警察の暴力団対策の部署へ一緒に(!)行く。
2.市なり県なりの、相談窓口へ一緒に(!)行く。
3.建設業界に詳しい友達(居ないなら作る)に相談する。
4.暴力団に詳しい友達(居ないなら作る)に相談する。
5.場合によっては、相談者とその警備会社の仲間と一緒に(!)、
  「ウチにやらせろ」と言ってきた会社に乗り込む。

たぶん上の1から5まで全部やったと思います。
1から4までの段階で、
その横やりを入れてきた会社が、
本当に怖い会社なのか、
それとも、ハッタリをかましてるだけのショボイ会社なのか、
わかるでしょう。
ショボイ会社なら、
5.相談者とその警備会社の仲間と一緒に、
  「ウチにやらせろ」と言ってきた会社に乗り込む。
です。
 本当に危ない怖い連中が後に居たり、経営者だったりしたら、
そのときは、また考えないといけませんね。

 最初に相談を受けたとき、
「これは、私の仕事ではありません」
と言って断るのも、一つの方法です。
 自分の家族を危ない目に合わせるのは、
 絶対避ける
これも、大事な戦略です。

 もし、あなたが、
カネは無いけど、時間があって、
「商売にリスクはつきもの。
 やれるだけやってみよう。」
と思ったならば、
自分にやれるだけのことをやればいいのです。
上の1から5まで、
別に行政書士でなくったって、できることです。
ダメでもともとじゃないですか?!
あなたがカヨワイ女性なら、
男性で腕っ節は強いが女性に弱い行政書士と、
男性で頭は切れるが女性に弱い行政書士の
友達を連れて行きましょう。
両方が無理なら、
どちらか片方でも良いですが、
普段から両方そろえておく努力を怠ってはなりませぬ。

  私まるかつも、
  女性側の家庭での問題(いろいろありますよねえ〜)
  に対応できるよう、
  頭も切れて、
  情にも厚く、
  信用できる、
  女性の行政書士さんとのパイプをせっせと建設中です。
  もちろん、パイプのメンテナンスも心がけてます!

話がそれました。

 もしかしたら、
その事件以降、
相談してきてくれた会社から信用されて、
その会社の法律顧問・経営顧問となって、
その会社の成長とともにお金がガンガン入ってくるかもしれません。
 あるいは、口コミで、
「信用できる法律屋が居る」
という情報が建設業界を駆け巡るかもしれません。

 今回の事例は、
僕が実際に受けた仕事ではありませんが、
基本的に
そういうふうにして、
僕は「営業」してます。

今回は、
相談者が本当に困って相談してきた事例でした。
次回は、
「誰でも出来る仕事(=依頼者が、自分で出来る仕事)」
について書きましょう。

今日は、ここまで。また、読んで下さいね!
皆さんにこれからもよいことがたくさんありますように!

2003年10月02日07時42分24秒
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