新人行政書士の営業についての一考察(具体論1)

 僕はお酒は好きですが、
 全然弱いです。
 二日酔いで苦しみ、
 「もう酒、やめた!」と、
 これまで、100回以上誓ったこの口です。

 さて、9月28日号の
 「新人行政書士の営業についての一考察(概論)」
 に続き、
 「僕はこうしました。こうしてます。」
 という具体論です。

   ただし、
 以前書きましたが、
 僕は、
 新人行政書士が、県会の会誌に載せる
 自己紹介文には、
 「日本一の行政書士になる」
 と載せました。
 実際、それだけで、もう「敵」は作ってますよ。
 そういう個性(!)の僕の場合ですからね。
   僕は、開業したその日から、
 「僕は、その分野では、権威です。」
 という顔をしました。
 「その分野」とは、
 相談者が相談してくる分野です。

   相談者には、
 自分からは、
 口が裂けても、
 「開業して、まだ間が無いんです」
 とは、絶対言いませんでした。

 まず、相談を受けて、
 分からないことは「後ほど連絡」です。
 「後ほど連絡」するまでに、
 大急ぎで調べるのですが、
 先輩に聞けば何とかなります。
 その為には、
 まめに先輩に
 葉書を書きます。
 「先日の研修会では、
  本当に役立つ研修をありがとうございます。
  私は、最前列左側で、黄色いネクタイを締めて、
  拝聴しておりました、まるかつと申します。」
 というのをマメに書きます。
 だいたい、お返事くれますよ。
 そして、次回、何かの会合で、
 「先生、この前の法定外公共用財産の研修会では
  本当に役立つ御講義をありがとうございます。
  まるかつと申します。」
 と言って、お名刺交換していただきます。
 こうすれば、だいたい顔を覚えてもらえます。
 いざと言うとき、いきなりお電話しても、
 あまり嫌な顔(声?)は、されませんよ。
 そして、先輩や同輩に実際に助けてもらったときは、
 先方が
 「お金は要らないよ」
 と言っても、
 できるだけ、
 ほんのささやかな物は贈るようにしてます。
 お金がなければ、
 たとえ、180円のコーヒーでも、
 こちらからご馳走(?!)させていただいて、
 感謝の意を表します。
 そうすれば、また、助けてもらえます。
 助けてもらいっぱなしでは、
 ダメですよ!
 ということです。

 本当に本当の本音を言えば、
 行政書士には手におえない相談が多いです。
 こんなときは、いかに先輩でも
 どうしようもないですね。

 今日はここまでにします。
 あんまり一人で
 力(りき)んで書いても、的を外していることもあるもんなあ。
 力(りき)まず、
 ゆっくり書いていきます。

   新人の行政書士の先生方に、
 一つ宿題を出しましょう。
 こんな相談があったら、あなたなら、どうしますか?

「小さな建設会社をやってます。
 仲間に、これまた小さいけれど、
 誠実で信用のおける警備会社をやっているのが居て、
 交通整理等の必要のあるときは、
 いつもそこに頼んでます。

 最近、ちょっと大きな工事を
 請け負いました。
 発注してくれた会社は問題ないです。
 仲間の警備会社と一緒に仕事をしたいのですが、
 どこから聞いたのか、
 交通整理をウチにやらせろ、
 と言ってくるところがあります。
 なんだか、いかがわしくて、信用できないのですが、
 後に暴力団がいるような気もします。

   どうしたらいいでしょう?」
  

今日は、ここまで。また、読んで下さいね! 皆さんにこれからもよいことがたくさんありますように!

2003年10月01日07時42分24秒
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