| 現代の若者事情 |
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サッカー仲間の若者が仕事を探しています。 彼は、プロ野球の選手になることしか考えていなかったのですが、 もうその夢は夢として、 そろそろ正社員となって落ち着きたいそうです。 １８５ｃｍ ８８ｋｇ 右投げ右打ち ２４歳 ポジション：ピッチャー 得意球（まるかつが確認した分） 縦に大きく曲がるカーブ 小さく鋭くスライドするスライダー。 高校野球での戦績 兵庫県大会予選３回戦で報徳学園に惜敗。 プロ野球・社会人・大学のスカウトが接触してきたという話は無いようです。 広島カープの練習生の最終選考に残るも不合格。 兵庫県警の警官採用試験を受験するも勉強嫌いなため不合格。 現在、社会人野球（硬式）のたぶんマイナーなリーグの マイナーなチームにピッチャーとして所属。 これを書くと本人はすごく怒るし、いっぱい言い訳もあると思うけれど、 過剰評価されないよう、本人のために書いときますと、 最近の公式戦で、先発した試合の初回に３連続四球を出して 満塁にして降板したことあり。 まあ、逆にいえば、普段はとても安定したピッチングをするということです。 気持ちは優しい性格です。がっちり型の筋肉質ですが、格闘技は嫌いです。 サッカーしていても、運動神経は優れている事がわかります。 野球小僧で育ってきたので、先輩・後輩の礼儀はわきまえています。 ただ、スポーツ以外の世界での、 世間というかビジネス界での厳しさ（ノルマのキツサとか）は、 たぶんまだ分かっていないと思います。 現在、同じ職場（公団・公社）でアルバイトとして３年以上勤続しています。 その職場に正規社員として採用される見込みは、 その職場側の事情（採用数を絞っていて、競争率超厳しい）により、 たぶん無いでしょう。 いつまでもアルバイトを続ける訳にはいかないので、 そろそろ正社員として就職したいそうです。 職種は特に希望は無く、 草野球を続けながら地道に生活したいそうです。 私の周りには、こんな若者が１０人以上います。 試験等の競争にはあまり向いてない連中ばかりですが、 みんなほんとにいいヤツばかりです。 これも時代なのでしょう。 若者の生き方というよりも、 お役所を含めた雇用者側が、 正規社員の採用を絞り、アルバイトの活用に力を入れている事が 大きな理由だという意見に 私は首肯します。 若者といえば、 以前、３２歳の民主党の衆議院議員（中村哲治氏）の事を書きました。 民主党には、中村氏より若い（！）衆議院議員が１０人ちかくいるそうです。 国会議員ですよ！ こちらも今までの僕の常識を超えています。 世の中がどんどん変わっていきます。 頭を柔らかくしなければ、 本当に取り残されちゃいそうです。 え〜と、 何書いてたんだっけ？ あっ、そうそう、 ピッチャーやってる若者がほんとにいいやつならうちで雇うぜ、 という方が居られましたら、メールなど下さい。 先にお断りしておきますが、 なにぶん本人には、 「仕事探してるなら、 君の事をメルマガで紹介してみるよ」 と軽く言って書きましたので、 本人がなんと返事するかわかりません。 どうぞご了承下さい。 彼（ピッチャー）の就職先探しと共に、 同じような若者がたくさんいる、 現代の若者事情を鋭くえぐったのが 今回の記事です。 （鋭くない、鋭くない・・・） 今日は、ここまで。また、読んで下さいね！ 皆さんにこれからもよいことがたくさんありますように！ |
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2003年12月31日02時48分30秒
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