法律事務所で働きたい!


 法律事務所で働きたい!
と言うお便りを頂きました。
 私まるかつからのお返事をそのまま載せますね!
(手抜きと言わないで!)


** **様
 お便りありがとうございます。
 率直に結論から申し上げて、
何のツテも無く法律事務所にアルバイト・社員として、
入るのは、大変難しいです。
(いつも否定的なお返事でゴメンナサイネ。
 でも、本心です。)

 理由は、
まず、仕事の性質上、誰かの紹介が欲しいと言うのは、
もちろんあるのですが、
それ以上に、
競争が激しいです(なかなか入れません)。
 現行司法試験に賭ける、という司法浪人生
(アルバイトしながら、法律の勉強を続けたい)
が、おそらくあなたの想像を超えるほど居ると思います。
 また、最近の就職難から、
まずはパートでも構わないと言う
優秀な法学部卒業生もいるでしょう。

 僕も、大昔、
法律事務所の事務員の募集に応募したことがあります。
面接の前に筆記試験があって、
確か、
「抵当権の設定された賃貸マンションの賃料を、
 抵当権者は差し押さえることができるか?」
という問題でした。
これは、当時、もっともホットな問題でもあったのです。
 僕は、おそらく最終選考だったその日の試験
(受験者4人中、僕以外には司法浪人生一人、現役公務員二人)
の解答に、
それまでの判例の立場から構成し
(つまり、ダメと書いたのです)、
敗れ去りました。

思い出話に浸ってしまいました・・・。

 行政書士事務所でも競争が激しいのは同じでしょう。
 毎月発行される、兵庫県行政書士会発行の機関紙にも、
「職場求めます」というコーナーがあり、
行政書士試験に合格(!)された方が、掲載されてます。

 と、ちょっと脅かしておいて、

誰かの紹介があれば、話は全く別でしょう。
身近に法律家が居なければ、
大学の先生を頼るのが一番です。
 おそらく、教授の所には、
「誰か居ませんか?」
と言う話が、就職でも、お見合いでも
来ているはずです。
 まずは、大学の先生と仲良くなられては、どうでしょう?
ゼミには、真剣に参加すべきですよ!!

 それでは、また。
(お返事になったかどうか分かりませんが・・・)

 ** **様とご家族の皆さまの
益々のご健勝とご活躍を心より祈っております。

まるかつ

今日は、ここまで。また、読んで下さいね!
皆さんにこれからもよいことがたくさんありますように!

2003年12月23日10時00分01秒
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