イメージトレーニング

 今年も、あとわずかです。
 来年1月には、現行司法試験の願書受付があるはずです。
「街の法律屋さん」をめざす皆さん、是非一度受けてみましょう。

 私まるかつは、何にでも首を突っ込みたくなる方です。
お金儲けは大好きだけど、
すぐにお金になるようなことよりも、
深謀深慮、権謀術数、
燕雀(えんじゃく)いずくんぞ、鴻鵠(こうこく)の志を知らんや、
みたいな事が好きです。
 端から見れば、ただの誇大妄想狂かもしれません。
(本人が、
 「端から見れば、ただの誇大妄想狂かもしれません。」
 と言っているうちは、まだ大丈夫です。)

 でも、どうせ見る夢なら、
大きな夢を見るほうがいいじゃないですか!!

 ニューヨークで、日本人女性の話を聞きました。
 彼女は、高校卒業と同時に、
宮崎県のな〜んにもない村の(彼女談)
旧家を短期留学と偽って飛び出し、
そのまま8年間ニューヨークに住んでいるそうです。
1年に一回は、実家に帰ってるそうですが、
今は、親も諦めてるんですって。
 彼女曰く、
「USAは日本以上に厳しい学歴社会です。
 こちらでは、
 年配の人でも、
 何度でも、大学に戻って勉強します。
 ちょっとした仕事につくだけでも、
 本当に厳しい競争があります。」

 ともすると、惰性に流れる日々を送ってしまう
僕には耳の痛い話しでした。
 日々努力することを忘れてはなりませぬ。(自戒)

 大きな夢を見ることで、もう一つ。
 皆さん、イメージトレーニングって、知ってますよね?
試験とか試合とかプレゼンテーションとかに備えて、
頭の中で、実戦予行演習するヤツです。
 元巨人軍の長嶋茂雄さんが打席に立つ前、
ウェイティングサークル(次打者が控えている丸い線の中)
の中で、
どんなイメージトレーニング
をしていたか知っていますか?
 僕は、これを何かで読みました。
 そして、自分でも出来るだけ真似ようと思ってます。
 今、野球の試合で、9回裏0対0の場面だったとして、
 普通の打者なら、
「バッターボックスに立ち、
 ピッチャーが投げる玉がゆっくりと
 ストライクゾーンに向かってやってくる。
 それを絶妙のタイミングで、俺は真芯に当て、
 ボールは快音を発して、バックスクリーンに飛び込む」
ぐらいのイメージトレーニングでしょ?
 長嶋選手は、
そこまでは同じで、さらに、
「観客が大歓声を上げ、
 俺はゆっくりダイヤモンドを回る。
 そして、巨人軍の監督や仲間が、
 ホームベース上で、俺を手荒く迎えてくれる。
 王(ワン)ちゃんと堀内が、
 『今夜一杯奢るよ』
 といってくれたので、
 銀座のクラブに出かける。
 ママが、
 『今日のサヨナラホームラン見たわよ〜。
  さすが、長嶋さんね!』
 としだれかかってくる。
 楽しいお酒を飲んで、
 宿舎に戻ってバタン・キュー。
 翌朝、目がさめて、
 高田が持ってきてくれた報知新聞を見ると、
 第1面に俺のサヨナラホームランが特大の写真つきで
 載っている。
 その他の新聞にもいろんな角度からの俺の写真が
 第1面にあるのを見ながら、
 コーヒーを飲む。
 今日の試合会場に向かうバスに乗り込もうとする所で、
 監督から、
 『今日も頼むぞ』
 と言われ、
 俺は、
 『まかしといてください』
 と答え、
 バスに乗り込む。」
と、
ここまで、イメージするんですって!!
 こんなスケールの大きい話しが、
僕は好きです。

 実際、翌朝の新聞に
ホームランを打った瞬間の、
いろんな角度からの写真が載っているのをイメージするのは、
バッティングホームについて無意識にチェックできていて、
大変良いのではないでしょうか。
今日は、ここまで。また、読んで下さいね!
皆さんにこれからもよいことがたくさんありますように!

2003年12月10日20時18分20秒
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