「ヽ(^o^;)ノ大丈夫。なんとか、なりますよ!」

(旧題:「街の法律屋さん 行政書士の日記帳」)



 生きてる事の意味を探そうと時々思います。



 10月1日より、郵便局は、

民営化されました。



 昔、郵便局は、一つの地域に、

10人の正規職員=本職員(郵便局の業界用語で本チャンといいます)

に2人ほどのアルバイト(郵便局の業界用語でゆうメイトといいます)

が配置されてました。

ゆうメイトは、本チャンの補助でした。



 今、郵便事業会社は、同じ大きさの地域に、

5人ほどのゆうメイトに、1人か2人の本チャンが

配置されてます。

 基本的に、

本チャンが対面配達

(人と接する配達。書留とかです)

で、

ゆうメイトが受け箱配達

(ポストに投函していく配達です)

です。

 尼崎の場合、

本チャン1人が1日に書留100本近く持たされ、

ゆうメイト1人が1日に普通郵便2000通近く持たされます。

(かなり大雑把な数字です)



 さすが、郵便事業会社、

腕がいいねぇ〜。



 とんでもない!

書留100本なんて配れるわけ無いです。

 簡単に計算すれば分ります。

移動時間も含め、

書留一本に5分かかるとして、

100本で、

5分×100本=500分=8時間20分

必要です。



 1本あたり移動時間含めて5分と言うのが無理ですから、

(不在票なんか書いてたら、もっとかかります)

 一日で配るのは、無理です。

 次の日にまわします。

 次の日にまわしても、結局同じなので、

また次の日にまわします。

救いがあるのは、

週のうち、火曜日・水曜日は郵便物が少ないので、

(日曜日辺りに出した郵便物の配達です。

 日曜日は企業がお休みなので、郵便物が少ないのです)

この日に必死に配ります。



 ゆうメイトも同じような状況です。



 問題の無い郵便物は、

みんな必死になって配るので、

なんとかかんとか、

まわってます。



 問題は、

転居届けの出ている郵便などの、

業界用語で言う「事故郵便」

です。

 転居届けを確認して、

転居先を貼り付けて転送するのですが、

その処理(業界用語で事故処理といいます)

をする時間がありません。



 残業してでも、やらなアカンやん!



 でも、残業したら、しばかれます・・・。

 郵便事業は収益あがっとらんのやぞぉ、と

残業を認めてくれません。



 まぁ、こんなことは、

どこの民間会社でもあることなのでしょう。



 では、民営化に伴って、

ゆうメイトの健康保険証が一時回収され、

未だ、再配布されていない悲劇は?



 ゆうメイトという名のアルバイトでも、

学生の片手間のアルバイトではありません。

1日8時間拘束される、

立派な仕事です。

 20代・30代の若者が、

自分の兄弟や両親を扶養家族に入れています。

 40代・50代の中年は、アルバイトを掛け持ちして、

自分の子供や親を扶養しています。

 ちなみに掛け持ち先は、

深夜の焼き鳥屋や、

早朝の卸売市場です。

朝7時半に、眠い顔して、支店(=局)に出てきます



 尼崎の場合、ゆうメイトの健康保険証は、

神戸で一括管理しているとかで、

尼崎支店(つまり、昔の尼崎局)の

総務課に泣き付いても、

どうにもなりません。



 尼崎支店の公式見解は、

「一時、自分で建替えよ」

です。



 エライ人は、

医療費ぐらい自分で建替えられると考えるんですよねぇ・・・。



 先日(10月2日だったかな?)、

コンタクトレンズを

買おうとして、

保険証が無いので、

一時建替えようとして、

1万円を超える事が分り、

(3割負担だけなら3千円〜4千円ほどで済みます)

諦めて帰っていく、

ゆうメイトに会いました。

彼は、奥さんと2人で、来てました。



 彼は30ちょうど位で、

若い嫁さんと実母と弟を扶養に入れています。

嫁さんもお母さんも弟も、働いています。

みんな正規職員ではありません。

 かっては、生まれたばかりの赤ん坊も

扶養していました。



 赤ん坊は(彼と嫁さんの間の子供さん)は、

自宅の2階のコタツに寝かしている時、

火事になり、

病院に運ばれましたが、

助かりませんでした。

火元はそのコタツでした。

まだ1歳になってなかったと思います。



 彼と奥さんの苦悩・悲しみ、

僕には、想像を絶します。



 格差社会は、

歴然と存在します。

 

 まるかつよ、そんな悲しい事ばかり探してなんになる?



 社会の欠点ばかり見たって、しょうがない。

 いいところを探せ!



 そのとおりです。

 彼と奥さんは、

僕と会った時、

ベンチに座ってました。

コンタクトレンズ屋さんからの帰り道です。

2人仲良く楽しそうでしたよ。



 愛し合ってる家族って、いいナァ。



 僕は、生きてる事の意味を探そうと時々思います。



 でも、結局、

生きている事自体を感謝しなければいけないのでしょう。

そして、自分が一人ぼっちのように思えるけれど、

実は、自分は一人でないと分った時、

生きている事の意味が分るのかもしれません。



 愛し合ってる家族って、いいナァ。



今日は、ここまで。また、読んで下さいね!

皆さんにこれからもよいことがたくさんありますように!

ヽ(^o^;)ノ大丈夫。なんとか、なりますよ!

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