障害者の雇用問題



 郵便局で

ゆうメイト

(郵便局でアルバイトしている人のこと。

 国家公務員法的には「非常勤職員」と言います。)

として、半年ほど前から働き始めた彼(30歳ぐらい)が、

明後日11月30日で辞めます。



もとい、



辞めさせられます。



もとい、



辞めます。



もとい、



辞めさせられます。



・・・。



理由は、

彼いわく、

「誤配が多いから・・・」



 彼には、

障害があって、

普通の人と同じ速さでは、

動いたり、書いたり

できません。



 僕は素人なので、

間違っているかもしれないけれど、

脳性麻痺とか小児麻痺とか

いう病気か、あるいはその後遺症だと

思います。



 職場で

よく怒られていました。



 実は、

僕も一度彼を叱った事があります。



 それは、

雨の日に、

「体調が悪いから」

と言う理由で

郵便局を休んだと聞いたからです。



「**君、

 どんなに体がしんどくても、

 雨の日だけは、

 郵便局を休むな。

 雨の日の配達は誰かて嫌やろ?

 『**は、仕事は遅いけれど、

  絶対休みよれへんな』

 と言われるようにならなアカン」



 彼は良く頑張っていたと思います。



 今、テレビで、

SMAPの草なぎ剛さんが

「僕の生きる道」

と言うドラマやってますよね。

 うちの嫁さんも良く見てます。



 そのドラマの中で、

31歳の自閉症の輝明(草なぎ剛)

が職場の理解を得ながら

仕事を続けている所まで

僕も見ました。



 以前は、

わりと勤務条件等も

アルバイトとしては

いい方だと思えた

郵便局も、

民営化を控え、

変わりました・・・。



 彼が、

新しい職場を見つけ、

「自分の生きる道」

を見つけてくれる事を

切に願うしかありません。



 ただ、

僕が、

郵政当局を

許せないのは、

なぜ、

退職日を

12月8日にしてあげなかったのか?



12月8日は、賞与支給日です。



出勤日数等の基準を満たした

ゆうメイトにも、

寸志程度のものが出ます。



そこまでして、

経費を節減したいのか?



 ただ、今は、

感情に任せて書いているだけで、

ウラを取っているわけではありません。

もしかしたら、

採用日の関係等で、

彼が12月8日まで在職しても

彼には賞与は、

もともと支給されないのかもしれません。



 世知辛い世の中を

如何に

クニャクニャと

上手く

渡っていくべきか?



 皆さん、

たくましく、図太く、

どてらく生きましょう!



 彼の表情は、

病気のせいもあって、

普通のようには読み取る事が出来ないのですが、

僕には、

「こんなセセコマシイ所以外にも、

 なんぼでも

 僕の生きる道はあるさ!」

と語っているように

見えました。



今日は、ここまで。また、読んで下さいね!

皆さんにこれからもよいことがたくさんありますように!

ヽ(^o^;)ノ大丈夫。なんとか、なりますよ!

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