非常勤組合員



 先日、

JPU(日本郵政公社労働組合)近畿地方本部

「ユニオンパワー 1000」

という会合に参加してきました。



 場所は、

大阪環状線 弁天町駅の

三井アーバンホテル大阪ベイタワー

です。

 なかなか立派なホテルです。



 第一部と第二部の二部構成で、

第一部は、

「非常勤組合員の雇用継承と処遇改善に向けて」

という副題の付いたJPU中央本部から来た講師による

講演でした。

 非常勤組合員とは、

非常勤労働者の、

つまり、

パートやアルバイトや外国からの研修生さんで、

労働組合に加入している仲間を言います。



 私は、実は、

JPU(日本郵政公社労働組合)本部には

強い不信感を持っております。

労働の現場、言わば、

最前線の末端組織が

必死になって労働環境の改善に取り組もうとしている中、

いわゆる中央のトップが

経営者側と馴れ合いの合意を形成してしまっている事に

強い憤りを覚えています。



 また、春闘や、ボーナス交渉において、

妥結に至った経緯を説明に来る、

中央や、近畿地方本部の幹部の話も

のらりくらりした、

とても納得のいくものではありませんでした。



 ですから、

今回の講演も

おざなりの、ポーズだけの、

しょうもない、

お話かと思っていたのですが、

「なかなか本部も良く考えているじゃないか」

と、

少し見直しました。



 非常勤組合員

(いわゆるアルバイトやパートの組合員)

の実情を意外にもよく把握しているようです。



 もちろん、本職員を合理化という名の下に削減し、

安い労働力である非常勤職員を増やすことについて、

労使双方のトップが馴れ合いで決めた結果、

労働組合を維持していく為に、

職場で多数を占める非常勤職員を

労働組合に取り込んで行かなければならない

という現実が,背後にはあります。

本職員だけでは事業が成り立たなくなってきた現在、

非常勤職員の顔色を伺うようになってきた

という事情があります。



 非常勤職員の大きな要望の1つに

本職員への登用があります。

しかし、本職員中心のこれまでの労働組合では、

本職員の雇用確保が最優先され、

非常勤職員の本職員への登用など

トンデモナイという風潮がありました。

だって、本職員さんたちは自分の首を守るのに

必死でしたから。



 しかし、昨今の

非常勤労働者の増大、

ニートやフリーターの増加

という流れの中、

労働運動のあり方も大きく変わってきているようです。



 私は、

少なくとも、

これまでの企業内労働組合のようなあり方では

労働運動はフェードアウト(だんだん消えていく・・・・)

していくと考えます。



 企業内の正規職員中心の労働組合ではなく、

その地域のアルバイトやパートを含めた

地域に根ざした労働組合を作っていくべきです。



 そのために、まず、我輩を国会へ送れ!



もとい、もとい、もとい!



そのために、まず、自分の住んでいる地域の

アルバイトやパートや外国からの研修生の

みんなと、付き合うべきでしょう。



 まぁ、ともかく、

今日のJPUの講演は良かった。

 

 ちなみに、

第2部は、吉本興業の皆様による

漫才とか手品でした。

プログラムによると

オール阪神巨人とか出てたみたいです。



 私は、風邪で死に掛けていたので、

第1部だけで失礼致しました。



 その後、フラフラと

THE RITZ-CARLTON OSAKAと

THE WESTIN OSAKAの

バーに寄って、

フラフラになって

家路についたのでした。



 その日は休日で、

きっと大安だったのでしょう。

どちらのホテルも

結婚式への参加者でイッパイでした。



 どちらのホテルのバーも、

今、結婚式が終わったよ、

という感じのグループでイッパイでした。



 私は一人ウィスキーを

ちびちびなめているのでした。



 群衆の中の孤独・・・。



 秋だなぁ・・・。



 (俺って馬鹿だなぁ・・・。)



今日は、ここまで。また、読んで下さいね!

皆さんにこれからもよいことがたくさんありますように!

ヽ(^o^;)ノ大丈夫。なんとか、なりますよ!

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