バリ島3



 バリ島はいいところだけど、

嫁さんもいいヤツだけど、

やっぱり、一緒にいればケンかもしますよね。



 完全にフリータイムの旅なので、

今日はどこへ行きたいとか、

何を食べたいとか、

やっぱ、人間一人一人違いますもんね。



 そんなこんなで、

ちょっとした、つまんない事で

ケンカして、

嫁さんがバルコニーに出て行っちゃいました。



怒っている嫁さんはこちら。
 僕は、部屋の中で黙々とノートパソコンで 支部の仕事・・・。  ・・・・  「なぁ、何見てるん?」 ついに降参した僕は、 嫁さんのあとを追って広いバルコニー(多分畳10畳はある) に出て行きました。  「別にー」  「なんか食いに行くかぁー」  そこで悲劇は起きたのでありました。  なんと、バルコニーに出る引き戸の鍵が閉まってしまったのです。 この引き戸が閉まっちゃいました!!
 部屋に戻れない!  引き戸のガラスからのぞくと 僕らの部屋のドア(入り口。玄関)の チェーンロックもしっかりかかってる!  と言う事は、マスターキーでホテルのスタッフに 僕らの部屋に入ってもらって、 バルコニーの引き戸を開けてもらうことも出来ない!  と言う事は、この引き戸を叩き壊して 部屋に戻るしかないのか?!  えぇ〜と、保険には確か入ってたよなぁ〜。  ともかくこのままでいるわけに行かないので、 バルコニーから 「エクスキューズ ミー」 「キャニュー ヒアー ミー」 と絶叫する。  エレベーターホールの窓から誰か女性が顔を出したけど、 相手にしてくれない・・・。 「ウイ アー ロックド アップ!」 (引き戸が閉まって、部屋に戻れないよぉ〜) と身振り手振りで大騒ぎする。  ただ、やはり、 「ヘルプ!」 だけは、 日本男児として言わなかった。 (偉い!)  そのうち、事態に気づいたオジサン(たぶん韓国の人です) が、ホテルのスタッフを呼んでくれた。  ホテルのスタッフが20人ほど、 ある者はトランシーバーを片手にエレベーターホールから 落ち着くように身振りで示し、 ある者は隣の部屋のバルコニーから、 塀を乗り越えてやってきてくれ、 ある者は部屋の入り口のドアを開けて チェーンロックをガチャガチャやってます。  結局、どうやったのか分からないけれど、 チェーンロックをはずして、 部屋に入って、 バルコニーの引き戸を開けて 僕たちを救出してくれました。  全員にチップを上げるほど 小銭が無かったので、 お詫びのしるしに ホテル主催のディナーショーを 申し込みました。  お詫びになるかどうか分からないけれど、 予定では、リッツ・カールトンホテルで 夕日を見ながら晩飯を食べる事にしていたのを変更して ここニッコー・バリでディナーを食べるのだから、 まあ、たぶん、感謝の気持ちは伝わるでしょう。 (伝わるかなぁ〜?)  ディナーショーの写真はこちら。
今日は、ここまで。また、読んで下さいね! 皆さんにこれからもよいことがたくさんありますように! ヽ(^o^;)ノ大丈夫。なんとか、なりますよ!
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