JR福知山線の電車事故やら、会長選挙やら



 私まるかつは、尼崎にて行政書士を営んでおります。

 と言う事は、私の所属する

兵庫県行政書士会阪神支部も尼崎を管轄するのであります。



 4月の終わりに、尼崎市内の

JR福知山線で大きな電車事故がありました。



 事故に遭われた方々の救命活動が最優先です。

 次に、財産的、精神的損害の回復と言う問題が起こってきます。

 我が兵庫県行政書士会阪神支部も

全力を挙げて無料相談会等の救済業務を行うべし、

と言う声が上がってくるのは当然の事であります。

(少なくとも私は言ってるよ)



 ところが、事はそう簡単に行かないのであります。



 私は、弁護士でも司法書士でも社会保険労務士でも

ファイナンシャル・プランナーでも、

たとえ受験生(司法試験でも行政書士試験でも社労士試験でも)でも、

いわんや行政書士でも、

出来る事はやって、困っている人を助けるべし、

と言う立場です。

 相談の中には、

「事故に遭ったけど、

 どこに相談に行けばいいの?」

と言うレベルの物からあります。

それが、通勤途上の事だったら、

「通勤途上の事故でしたら、労働基準監督署に行きましょう。

 伊丹にも尼崎にも労働基準監督署がありますよ。

 その住所はこれですよ。」

と言う答えが出来ます。

たったそれだけでも、困っている人が助かる事があるのです!



 これに対して、一部の弁護士からは、

「訴訟性のある問題は、

 弁護士にしか出来ません」

と言うクレームがつきます。



 でも、この世に訴訟性の無い(!)

事案なんかありません。



 私は、私一人でも

事故現場の献花台辺りで、

「兵庫県行政書士会阪神支部」

のノボリを立てて、机一つ置いて、

無料相談会をやるぞ!

と、

某上部機関重大会議で吼えたのでありますが、

「売名行為だ」

「救急車を追いかける法律屋と言われる」

「他士業(つまり弁護士)を刺激するのは良くない」

「兵庫県行政書士会交通専門部会との連携はどうする」

「支部で開催するには、

 他士業を凌駕する専門性を持つ会員が少ない」

と慰留され、

さすがの私も、

兵庫県行政書士会の重鎮であるという

世間体(単なる思いこみ?)もあり、

矛を収めたのであります。

(意外にあっさりと

 「ハイ、分かりました」

 と尻尾を振ったと言う噂あり)

 結局、阪神支部の上部団体である

兵庫県行政書士会の出方を見る事になりました。

(と、私は理解しました)

 暴走しようとする会員を

押し留めようとする阪神支部も、

これはこれで、正常に機能しています。



 実は、

兵庫県行政書士会は、

今週中に会長選挙が予定され、

怪文書は回るは、事務局から退職者は出るは、

シッチャカ、メッチャカです。

まるで米大統領選挙のようです。

(ちょっと言い過ぎか?)



 選挙の行方は本当に分かりません。

 選挙の結果次第で、

私まるかつも、

兵庫県行政書士会の中で、

冷や飯をしばらく食うか、

益々影響力を行使できるか、

大きく変わります。



 早い話しが、

会長候補に、

私を可愛がって下さった

我が阪神支部の前支部長が

御出馬されています。



 頑張れ、前支部長!



 こんなドタバタも、

兵庫県行政書士会に

まだ民主主義が機能しているからこそである

とも言えるわけで、

(少なくとも独裁者が居る訳ではない)

ある意味、

嘆かわしい事だけではありません。



 会長選挙が終わった後、

JR福知山線の事故に対する

兵庫県行政書士会、そして阪神支部の

対応もようやく本格化してくる事と思います。



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