コミック『ドラゴン桜』



 平成17年3月7日付産経新聞朝刊第10面に

「コミック『ドラゴン桜』 漫画で東大合格ノウハウ指南」

という書評が出ています。



(以下、「 」内は、産経新聞からの引用です)



 「蛍光ペンを使うな、英語はビートルズの曲を歌って覚えろー。

  東大に合格するための受験ノウハウを具体的に指南する漫画が、

  評判になっている。」

 そうな。



 「漫画週刊誌『モーニング』(講談社)で連載中」

 とのことです。



 「『ドラゴン桜』は、偏差値30の高校生の男女が1年後の

  東大合格を目指し、受験勉強に励むストーリー。

  弁護士の桜木健二が中心となり、

  キャラクター豊かな先生が勉強を教えていく。」



 「平成15年夏に連載が始まった当時は、

  全く注目されなかったが、次第に

  『試験勉強に使える』と評判になり、

  現在では1巻が約10万部、

  6巻までの累計で約40万部のヒットとなっている。」



 「文章問題は長い方から解く」

 「問題と解答を同時に確認する」

 「寝る直前まで暗記し、しっかり睡眠をとる」

 「常に『なぜ』という疑問を持つ」

 などなど詳細なアドバイスがあるそうな。



 「最近は資格試験の勉強法も取り入れてます」

 だって。

 

 この漫画には、ファンがいる一方、

「『受験構造を後押しするのか』などの批判的な意見も少なくない。」

そうです。

 さまざまな意見が許されるのが、民主主義ですから、

肯定・否定両方の意見があるほうが、

健全ですよね。



 僕もまだ見たこと無いんですけど、

どこかで(お昼に入った喫茶店とかで)

漫画雑誌「モーニング」見つけたら、

チョット手にとって読んでみると、

なにかの参考になるかもしれません。

 

 ちなみに、この記事によると、

「モーニング」は

35歳の男性をターゲットにした雑誌だそうです。



 さて、今日も、憲法いってみましょうか。

(興味の無い人ゴメンナサイ)



 今日は、日本国憲法と明治憲法との比較をやります。



 明治憲法に無い(!)     明治憲法に有る(!!)

                現16条 請願権(明憲30)



現17条 国および公共団体の

     賠償責任



現18条 奴隷的拘束・苦役からの

     自由



現19条 思想良心の自由



                現20条 信教の自由(明憲28)



現20条 政教分離



                現21条 集会結社表現の自由

                        (明憲29)



現21条 検閲の禁止            



                現21条 通信の秘密(明憲26)



                現22条 居住・移転の自由

                       (明憲22)



現22条 職業選択の自由



現22条 国籍離脱の自由



現23条 学問の自由 



ここのポイントは、

明治憲法にも

1.請願権(明憲30条)

2.信教の自由(明憲28条)

3.集会結社表現の自由

(正しくは、言論著作印行集会結社の自由《明憲29条》)

4.通信の秘密

(正しくは信書の秘密《明憲26》)

5.居住・移転の自由(明憲22条)

が有った(!!)

という点です。



 問題文に

「・・・・という点が問題であるが、

 当時の明治憲法においては

 信教の自由は保障されておらず、(!!)

 ・・・・という解釈を取らざるをえない。」

などと有る場合は、その肢はxです。



 問題文は良く読みましょう。

(自分に言い聞かせております)



 なお、明治憲法に有るといっても、

現憲法と意味合いが微妙に異なる

(たとえば、法律の留保がつくとか)

場合がありますので、

気をつけてください。

その辺は皆さん御自身で確認してくださいませ。



 皆さんの勉強に、ほんの少しでもヒントになれば幸いです。



今日は、ここまで。また、読んで下さいね!

皆さんにこれからもよいことがたくさんありますように!
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