ジェネリック医薬品

 7月30日付毎日新聞夕刊(大阪)の
第2面に、
「利点多いジェネリック普及を
 〜東和薬品社長のインタビュー記事〜」
が掲載されています。

 ジェネリック医薬品とは、
特許が切れて、安く販売できる薬のことです。

 ジェネリック医薬品を製造するのは、
少し小さな会社です。

 例えば、武田薬品工業株式会社は
日本最大手の製薬会社ですが、
外国の製薬会社などと激しい競争をして、
新薬(!!)の開発に力を入れています。

 そうやって開発された薬は、
特許が取られます。
 開発した製薬会社に
特許料を払わないと製造できません。

 何年か、何十年かしたら、
特許が切れて、
特許料を払わなくても、
その薬を製造できるわけです。

 ジェネリック医薬品は、
副作用の情報も蓄積されているし、
値段も安いし良い事がいっぱいあると僕は思います。

 でも、やっぱり
お医者様に薬を売る薬屋さんは、
新薬を薦(すす)めますよねえ〜。

 だって、たとえば、
あなたが車のセールスマンだとしたら、

「今度出た新しいMarukatsu(マルカツ)
 スーパーチャージャー77(ダブルセブン)は
 1500ccながら230馬力を誇り、
 最高速度は300km/hを超えますよ!
 ハイセンスなお客様にピッタシです!」
と言って売って来いと、
会社から言われるのが普通です。

「今年で発売20年になる
 丸勝号(まるかつごう)
 800cc 80馬力 最高速度120km/h
 は
 そんなに高性能じゃないけど、
 とりあえず確実に動くし、
 故障する所はだいたい今までの経験で分かってるし、
 何しろ安いですよ。
 お客様にピッタシです!」
と積極的に売っても
あんまり会社の利益になりそうじゃないですよね。

 話しを元に戻しますね。

 今、医療費が高騰(こうとう)して、
国や、健康保険組合の財政を圧迫しています。
皆さんの給料の話をすれば、
健康保険料や、厚生年金保険料を
もっと上げたいと言うのが、
国の本音です。
 というか、
健康保険や老人保険や年金等の社会保険制度自体が
既(すで)に破綻(はたん)していると
言う考えまであります。

 そこで、せめて医療費を抑制(よくせい)して、
健康保険料等の財政を改善しよう
と言う意見が
あるのです。

 ここで、古いけれど安いジェネリック医薬品の
登場です。
 みなさん、お医者様に行ったら、
「私、ジェネリック医薬品でいいです」
と言ってみましょう。
 もしかしたら、
新薬の方がお医者様の懐(ふところ)に入るお金も 多いかもしれませんから、
ちょっとムッとされるかも知れません。
 もしかしたら、ニコニコしながら、
「よく勉強されてますね。わかりました。
 ジェネリックで行きましょう」
と言われるかもしれません。
 どちらが名医か、皆さんで総合的に判断して下さいね。

 私まるかつが
どうしてジェネリック医薬品の
普及を応援するのか?

 もちろん医療費の抑制のことも考えてますよ。

 あと、実は、全然大きな理由でない、
小さな小さな理由、
ホントに僕にとってどうでもいいような理由なんですが、
ジェネリック医薬品は
私まるかつの投資基準に合致しています。
そこで、
ジェネリック医薬品をつくる会社の株を買い込んでます。
まあ、この会社、
日本医薬品工業(株)
(大阪証券取引所第2部 コード4541)
と言うんですが、
別に、この会社の株がどうとか言うわけじゃ、
全然ないんですけど・・・・。
 ジェネリック医薬品は、
将来の日本にとって大切でしょ?

 だから、みんな
日本医薬品工業(株)コード4541
を買ってくれ〜(絶叫!!)
(「投資は自己責任で!」)

 し、しまった、つい取り乱して
本音がこぼれてしまった・・・。
 早く退散すべし!
 コソコソ・・・。

ジェネリック医薬品の製造会社としては、
他に、
沢井製薬(株)(コード4555)とか
冒頭(ぼうとう)の記事の
東和薬品(株)(コード4553)とか
が有名ですね。

今日は、ここまで。また、読んで下さいね!
皆さんにこれからもよいことがたくさんありますように!

2003年07月31日18時18分18秒
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