Offer(オファー 申し込み)

 昨年12月31日号
「現代の若者事情」
で紹介した野球小僧(と言っても25,6歳ですが・・・)に
遂(つい)にOffer(オファー 申し込み)が来たようです。

 野球小僧
 「まるかつさん、まだ良く分からないですけれど、
  うちの野球部を受けてみないか、という話があるのですが、
  この会社、どんな仕事があるんでしょうか?
  野球を引退した後、僕に出来る仕事があるでしょうか?」

 まるかつ
 「ふ〜ん、
  ほな、ちょっと調べてみるわ。」

 調べてみたら、
 東証1部
(東京証券取引所第1部)
上場会社でした。
 株式投資をする人が良く見る
「会社四季報」の最新号には、
「増配」と出ています。
 つまり、今のところ儲(もう)かっている会社と言うことですね。

 まるかつ
 「一部上場会社やし、今のところ景気も良さそうや。
  俺なら受ける。」

 野球小僧
 「でも、野球以外で、
  僕に出来る仕事あるでしょうか?」

 まるかつ
 「あのな、東証一部上場会社ぐらいになると、
  仕事なんか、なんぼでもあるで。
  社長の仕事から、
  工場の作業員やら、
  郵便係
 (郵便局から来た郵便の仕分けや、
  社内便と言って自分の会社内で郵便網を作っている場合の
  運転手など。)やら、
  役員の運転手兼ボディーガードもあるで。
  当然、日本全国に転勤の可能性もあるで。」

 野球小僧
 「へぇ・・・」

 まるかつ
 「俺がアドヴァイスするのは次のとおり。
  まず、面接では、
  日本でも中国でも何処でも行きます、
  どんな仕事でもします、
  と言う事。

  たぶん、その野球部を受けにくるのは、お前一人だけやないで。

  もし運良くお前が最終選考に残ったとして、
  さて最後に誰を採(と)るかとなったとしよう。

  野球では使い物にならなくなったあと、
  こいつを何処で使おうか、
  という事を会社側としては、考えるわな?
  その時、
  野球の実力は大して差がないとしたら、
  「転勤はイヤです」というヤツと、
  「日本でも中国でもアメリカでも
   使ってもらえるのなら何処へでも行きます。」
  というヤツとだったら、
  何処でも行きます、というヤツを取るぞ!

  親のこととか心配やろうけれど、
  家でずっと一緒に居るのも一つの親孝行やけれども、
  親と離れて、
  世界の何処に居ても金を稼いで、
  仕送りするのも一つの親孝行やぞ。

  次に、
  もし受けさせてもらえる可能性が有るのならば、
  今日から酒は止める事。
  ほんで、体をベストのコンディションにもっていくために
  今日からトレーニングを開始する事。

  チャンスをモノに出来るかどうかは、
  人生の中でホントウに大事なことやで。」

 野球小僧
 「よく分かりました。
  ありがとうございます。」

 野球小僧が社会人から阪神タイガースに入団して、
甲子園のマウンドに立っているのを
ビール片手にテレビ見ながら
やじり倒す、もとい、
声を枯らして応援することを夢見ております。

 アメリカ大リーグのライアン投手は40歳超えても
 頑張ってるド!

 頑張れ、青年!! 

今日は、ここまで。また、読んで下さいね!
皆さんにこれからもよいことがたくさんありますように!

2003年07月04日09時02分33秒
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