脱輪!

 車を路肩に寄せる際、なんと
脱輪!
(タイヤが道からはずれて、
 溝等に、はまってしまい、
 動けなくなること)
してしまいました。
 幸い、あまり車の通らない所だったので、
交通の支障となるような状況ではありません。
 しかし、人様の扉付きガレージの前だったので、
その人が車を出すか入れるかされる前に、
車を脱出させねばなりません!
 アクセルを踏み込んで、
前進しても、バックしても、
タイヤはむなしく空回りするばかりです・・・。

 タイヤの空回りする音や、エンジンの音に気付いて、
向かいの家からおばさんが出てきました。

おばさん
「あ〜あ〜、タイヤ落とさはったんやねえ。
 何か、お手伝いできることあるかしら?」

まるかつ
「ありがとうございます。
 今しばらく、自分で頑張ってみます」

おばさん
「そうお。何かお手伝いできることあったら、
 いつでも声掛けてね。」

 車の下にもぐりこんで、
ジャッキをあてがい、
車を持ち上げました。

まるかつ
「あのぉ〜、
 恐れ入ります!
 何か、車のタイヤの下にあてがう、
 板か何かお借りできないでしょうか?」

おばさん
「あ〜、それなら、この溝蓋(みぞぶた)をお使いなさい」

まるかつ
「ありがとうございます!」

 ジャッキで持ち上げたタイヤの下に、
鉄製の溝蓋をあてがい、
もう一度、車を下げて、
今度は無事、
脱出できました。

まるかつ
「本当にありがとうございました。
 親切なおばさんに、
 良いことがイッパイあることを
 心より祈ります。」

おばさん
「いえいえ、困ったときはお互い様。
 私もイッパイ助けてもらってます。
 溝から脱出できて
 良かったね。」

 う〜ん、
ありがたかったです。
 ちょっと心が明るくなりました。
 もしかしたら、
神様がワザと脱輪させたのかもしれません。

今日は、ここまで。また、読んで下さいね!
皆さんにこれからもよいことがたくさんありますように!

2003年05月08日23時06分11秒
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