送別会

 ある細身でシャイな若者(25か26歳かな?)が
長年勤めていたアルバイト先を辞めました。
 いつも伏目がちで歩く、
今風のわりとカッコイイ青年です。
 長年勤めたアルバイトを辞める理由は、
「このままアルバイトを続けていてもしょうがない。
 本腰を入れてこれからの仕事を考えよう。
 これまで、何度もそう思ってきたけれど、
 いつもズルズルここに居た。
 今回は、背水の陣を敷くため、
 次の仕事が決まっていなくても、
 今、すぐ辞めよう。」
という事のようです。

 僕自身、社会に出たのが、26歳のときなので、
彼が特段、社会人デビューするのが早いとか遅いとかは思いません。

 もう一人、同じアルバイト先を辞める
これまたシャイな若者(27歳らしい)
が居ます。
 彼もわりと無口な渋(しぶ)い青年です。
 彼は、幸(さいわ)いなことに大企業に就職が決まりました。
密かに予備校に通って勉強していたとのことです。
「密かに」というのは、正確に言うと、
最初はコンピューターの勉強に夜間通っていたのだけれど、
(これは、皆にも言っていた)
途中から就職するための勉強に変えた
(この変更を黙っていた)
らしいです。

 この二人の門出を祝うため、
アルバイト仲間14人が集まり、
送別会を開きました。
 午後6時半頃始まった、
居酒屋での宴会に、
私も8時頃入れてもらいました。

 平均年齢25〜6歳ぐらいの
ヤンチャ野郎ばっかりの宴会ですよ。
 お尻は見せるし、足の臭(くさ)い(強烈!)のを自慢するし、
人の財布は隠すし、寝るし、
あまり「上品」とは言えません。
 (でも、昔の自分達を思い出します。)

思いっきり、割り勘負けしました・・・。
 (でも、たぶん、最初から参加しても、
  割り勘負けしています。)

 一番若い子(21歳かな?)が一人つぶれました。
 しばらく、道の脇に寝かしてみんなで様子を見ていましたが、
もう起きません。
 仲間のうち2人が、自転車で送っていってくれました。
 この辺は、やっぱり、しっかりしている子が
ちゃんと中に居るんですな。

 その後、皆はカラオケに行ったり、キャバクラ(?)に
行ったりしたようです。

 これまでにも、自衛隊に行ったり、民間企業に行ったり、
一人、また、一人と、社会人デビューしていってます。
 まだ、アルバイトしかしていないみんなも、
そのうち、社会人デビューしていくでしょう。
 社会人デビューするのも、
背が伸びるのと同じで、
人それぞれ伸びる時期や伸びる長さも違います。
 焦らず、自分の「時」を待って下さい。
 それまで、
キャバクラに通うのも良し、野球に熱中するのも良し、
サッカーに入れ込むのも良しです。
定時制高校に通って大学を目指すのも良しです。
ヘルパーの資格を取るのも、電気工事士の資格を取るのも、
良しです。
 それらの中から、
社会人となるための基礎を身に付けておいてください。

「社会人となるための基礎」って何?
私まるかつは、
自分が信用する仲間から、「あいつは信用できる」
と言われる事だと思います。
外見は、あまり関係ありません。

 あとがき
 これでも、昔は、
「まるかつは酒に強い」
と言われてました・・・。
 今は、チューハイ2杯で二日酔いになります・・・。
 トホホホ・・・。

今日は、ここまで。また、読んで下さいね!
皆さんにこれからもよいことがたくさんありますように!

2003年03月21日21時25分36秒
私のトップページへ
inserted by FC2 system