面接を受けるとき

 若い連中も、いずれアルバイトを辞めて、
正規職員の道を目指すかもしれません。

 昔の尺度が、今も通用するとは限らないですから、
よく分かりませんけれども・・・。

 生涯アルバイト!という道も「あり」なのかもしれません。
 現に海外を「歩いている」若者達には、
そんな生き方に決めている人も多いでしょう。

 でも、もし、
正規職員採用のための「面接」を受けることになったら・・・。

 私まるかつが面接官になったとしたら、
こう思う、ということを書いておきます。

《成功例》
 まるかつ
 「うちを志望した理由は?」
 若者
 「御社(おんしゃ)で、技術を身に付けたいからです」
 まるかつ
 「じゃあ、技術を身に付けたら、どうするの?
  うちを辞めるの?」
 若者
 「自分にそれだけの技術が身についたら、
  独立するのが夢です。
  それまで、少なくとも3年は石にかじりついても頑張ります」
 まるかつ
 (こいつは、ウソを言ってないし、やる気もある。
  採用!!)

《失敗例》
 まるかつ
 「うちを志望した理由は?」
 若者
 「御社の成長性・企業規模に着目いたしました。
  それから、安定した職につきたいと思ったからです。」
 まるかつ
 「ふ〜ん。じゃあ、ずっとうちで働くの?」
 若者
 「はい、もう転職は考えていません」
 まるかつ
 (こいつは、ウソを言ってないかもしれない。
  悪いこともしないだろう。
  でも、時には厳しいこの職場で、
  本当にやっていけるのか?
  次点!!(=つまり補欠!!))

 一流の大企業を受ける場合は、
上の例は参考にならないかもしれません。
 ですが、一代で社長さんが起こした会社とか、
もう一つ飛躍を狙っている会社とかは、
「いずれ自分の会社を作るつもりです」
ぐらいのことを言って受けにくる子が、
良い意味で、
「おもしろく」見えます。

 さて、ちょっと主題がずれました。
 本当は、ウソをつかず、
正直な気持ちで受けてきて欲しい、
と書きたかったのです。

 「もう、アルバイトはやめて、
  普通に就職したかったから受けました」
という答えでも、
私には、とても正直な好印象の答えに聞こえます。

 「ずっと、うちで働くの?」
 「分かりません。でも、頑張ります。」
という答えで充分です。

 上の《成功例》《失敗例》では、
「やる気」をアピールせよ、
と言うことを書きたかったのです。
でも、
「メチャメチャ頑張るやる気は、要(い)らないよ。
 ごくごく平凡に20年間普通に勤めてくれればいいよ。
 そのかわり遅刻は絶対許さん!」
という社長もいるでしょう。

 「やる気」よりも、
うちは「誠実さ」が欲しい、
という職場もあるわけです。

 ウソをつくと、
あとがしんどいですよ。

 あと、求人誌や新聞広告に載っている情報を
そのまま信用したりしないこと。
 できれば、職業安定所からの紹介で
面接に行ったほうがいいでしょう。
 条件が全然違うときには、
(月給25万円と書いてあったのに、
 見習い期間中は12万円だ、と言われたりしたとき)
職業安定所に苦情を聞いて(!)もらえます。
(何とかしてくれるとは、限りません!)

 みんなの成功を心より祈ります!

 まとめ
 職場も結婚と同じく「縁」のもの。
 正直な気持ちを相手に伝えた方がいいと思います。
 それから、
 自分としては、どちらでもいいんだけれども、
相手が熱烈にプロポーズしてくる場合、
「こんな自分でよければ」
と答えてあげるのも、
良い結果を生む可能性大です!!
ただし、相手が詐欺師(さぎし)かどうかは良く見極めてね!

今日は、ここまで。また、読んで下さいね!
皆さんにこれからもよいことがたくさんありますように!

2003年03月11日00時00分01秒
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