モンブラン万年筆のニセモノ

 万年筆のコレクターなら、
ドイツのモンブラン「Montblanc」というブランドは、
誰でも知っています。

 (私は、万年筆は200本ぐらい持ってました。
  私のホームページにて、
  昨年の2月27日号 皮のシステムノートに、万年筆  をご覧下さい)
 
 3日間、東京へ遊びに行っていた、
うちの嫁さんが、
「これ、渋谷のフリーマーケットで売ってたよ。
 あんたの持ってる万年筆にそっくりやから買ってきたよ。」
と、お土産にくれました。

 でも・・・、
ニセモノでした・・・。
 外見は、
何も知らない人が見たら、
確かにモンブランそっくりだけど、
ペン先は安物のスチールで、
おそらく、インク漏れだらけで
使い物にならない雑なつくりです。
 ヴィトンのニセモノとかと一緒に売ってたみたいです。

 私は、
ヴィトンのニセモノを見分けることは出来ないけれど、
モンブラン万年筆のニセモノぐらいは分かります。
 せめて、
実用に耐える万年筆なら、
我慢できるけれど・・・。
 これは、ひどいつくりです・・・。

 でも、嬉しいのは、
嫁さんが、僕に買ってきてくれた、
気持ちです。
 このどうしようもない万年筆を見るたびに、
嫁さんの気持ち
(僕が喜ぶだろうと思って、
 これを買ってくれた気持ち)
を思い出すだろうから、
文鎮(ぶんちん)代わりにでも使います。
足の裏のツボを押すのにでも使おうかな。

これが、モンブラン万年筆のニセモノです。

 あとがき
 この万年筆をうちの嫁さんに売った人へ。
 ニセモノと分かって買う人はいいけれど、
何も知らない人をだますのは良くないよ!
 せめて、ちゃんと使えるものを売りましょう!

今日は、ここまで。また、読んで下さいね!
皆さんにこれからもよいことがたくさんありますように!

2003年03月09日09時33分56秒
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